自律神経失調症
自律神経失調症は大きな病気の前触れなのです。
正しい知識と効果的な整体、リハビリ方法とは?
来院目安
病院で特に異常はないと言われたけど、
なんとなく体が重く感じたり調子が悪いとき。
一晩寝ても疲れがあまり取れないとき。
治療回数
身体のバランスだけでなく体質改善も大切なので、
8回前後必要となります。
自律神経について
自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあります。交感神経は「活動する神経」です。
仕事をしたり、運動するときに優位に働きます。精神活動を活発にし、心臓の鼓動を速めたり、血圧を高めたりします。
副交感神経は、交感神経とは反対の働きをします。副交感神経は「休息のための神経」です。睡眠をとっている時や、休息時に内臓や器官をリラックスさせる働きをします。消化器の活動や消化液の分泌を促進する働きもします。
人間の生命活動は、この交感神経と副交感神経の2つが、交互に働いたり休んだりすることでバランスを保っているのです。
原因
自律神経失調症とは、主にストレスなどが原因となって、交感神経と副交感神経の切り替えのバランスがうまくいかなくなり、心身に不調が現れる病気です。
症状としては、めまいや体のふらつき、頭痛、肩こり、吐き気、冷え性、呼吸が苦しくなる(パニック発作)、イライラする、体が疲れやすい、等が挙げられます。
ストレスにも2つあって、まず精神的ストレス。これは職場や人間関係、不規則な生活や環境の変化によるもの。
あと肉体的ストレス、これは身体の骨格の歪みや筋肉の過緊張によるもの。自律神経失調症の方の特徴として、首や肩の筋肉が緊張しコリが出来てしまっているので当院では施術によってコリを取り除いて血流を回復させ、背中や首や頭蓋骨を中心にバランス整体を行って自律神経のアンバランスが整い、症状が改善していきます。
自律神経失調症の方に多く見られるのが、身体が酸欠状態であるということです。
酸欠状態の原因の一つが首肩から胸にかけての筋肉が緊張して硬くなり、呼吸が無意識のうちに浅くなっているのです。呼吸は生命活動にとって非常に大切なもので、これが上手くいかないと身体に様々な不具合が出てくるのは理解して頂けると思います。
もう一つの酸欠の原因は頚椎(首の骨)の歪みです。この頚椎のバランスが崩れることにより首から頭への血管を圧迫して血流が悪くなり、脳が酸欠状態になるのです。すると頭痛や頭が重い、無気力になる、目まい等の症状につながってくるのです。
この筋肉の硬さや身体の歪みを整えることによって酸欠状態を改善させることが自律神経失調症の改善の大きな鍵になるのです。
リハビリ
施術に加えて以下のことを心掛けることによって症状もさらに快方に向かいます。
自律神経失調症は日常生活の習慣を改め、交感神経、副交感神経のバランスをとる必要があります。特に「活動の神経」である「交感神経」が優位になりがちな生活習慣を、「休息の神経」である「副交感神経」を優位にするように改めることが大切です。
1.カフェインを控える
コーヒーや緑茶などカフェインが多く含まれているものを取ると、アドレナリンが放出されて交感神経を刺激し、イライラや興奮状態、不眠を引き起こします。
2.深く呼吸をする
ストレス状態にあると、無意識のうちに呼吸は浅くなっています。
それを意識的に深くゆっくりと呼吸をすることで、副交感神経が優位に働きます。
3.適度な運動をする
精神的に疲れていても、運動不足で身体が全く疲れていないと、なかなか眠れません。
また、血行不良を引き起こし、コリや痛みの原因にもなります。
ウォーキングやストレッチなど手軽に出来るものから始めてみて下さい。
自律神経失調症の方の
思考回路
長年自律神経失調症の方に整体を行ってきましたが、多くの方に感じられるのが「減点思考」と「被害者意識が強い」ということです。
私が「体調はいかがですか?」と聞くと「先週は腰が痛くて、5日前はお腹が痛くて、3日前は肩が重だるくて・・・」と不調の部分をあげつらうのです。いわば痛みがない状態が0点で、そこから身体の不調や不都合があるとマイナス何点と徐々に減点していく思考なのです。例えば不眠で苦しんでいた時間が1か月のうちで20日あったとします。それが整体を受けて不眠の日が15日に減ったのに「まだ眠れなくて辛い」などと言ったりするのです。眠れる日が5日増えていて喜ばしいはずなのに、とにかく悪い部分に目を向けたがるのです。
残念ながらこの考えでは一生自律神経失調症という迷路から抜け出すことは出来ないと私は考えます。
何故なら「病気」という字は「気が病む」と書きます。決して「病身」とは書きません。つまり気が病むことにより、それが身体に影響するわけです。ですので気の持ちようにより体調が大きく変化すると考えるのが自然です。
これは決して単なる精神論ではなく、医学的に証明されているのです。悪くなった部分より、「少しずつ眠れる日が増えてきた」や「今日はいつもと比べて身体が軽かった」等、少しでも改善した部分に目を向けて喜ぶことが大切なのです。プラスの部分を鼻で笑ったり、「はぁ、そうですかね」と冷笑と無気力さで流しては自律神経失調症の改善は遠のきます。
あと自律神経失調症の方で多いのが「被害者意識が強い」ということです。
私が症状の原因やアドバイスを真摯にしても「先生の言っていることはキツイ」や「厳しくて嫌な感じ」「私の辛さがわかっていない」などと感じているんだろうなと思うことがあります。
当院のスタンスは飲み物で例えると「青汁タイプの整体院」です。つまり苦くて口当たりはあまり良くないかもしれないけど、身体にとっての栄養が沢山含まれているということです。
一方「清涼飲料水タイプの整体院」はシュワッと爽やかで甘いけれど、身体にとっての栄養はほとんど含まれていない。つまりありきたりな話やうわべだけの慰めで何となく心地いいけど、結局は症状の改善につながらない整体院。
人の思考回路を変えるという事は極めて困難と感じます。特に自律神経失調症の方はなおさらです。しかしこの思考回路を変えることにより、未来も明るく変わってくるのです。
また、自律神経失調症はもともと波のある病気であり、ギックリ腰などのように痛みが取れるモノとは違います。ここで患者さん側が「治る・治らない」の二元論でいると、精神的にも苦しくなってくる訳です。
仮に最高の状態が白で、最悪の状態が黒だとしたら、自律神経失調症の特徴は白と黒のグラデーションであると言ってよいでしょう。白黒ハッキリさせるというよりも、時間や気候、気分等で揺れ動く中で、施術等によって少しでも黒の状態から白の状態へと持って行けるかを考えた方が良いです。二元論や変な減点思考に陥るのではなく、上記のようなマインドセットを持つことが非常に大切です。
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