松永の地雷

当院は完全予約制の院ですが、私が一番嫌うのはズバリ「時間にルーズな人」です。「時間にルーズ」といっても３つのケースが考えられます。

１遅刻をしてくる人はNG

遅刻は正当化されないからよく考えて行動しよう当院では予約時間の5分前に来院して頂くよう皆様にお願いしていますが、遅刻してしまうとその方の施術時間が短くなるだけでなく、次の人達もお待たせしてしまうことになるので、遅刻してくる方については誰であっても厳しく注意しています。それが例え「足腰の悪い年配者」であってもです。

「お年寄りについては、大目に見てあげたら」という声もあるかもしれませんが、逆に私から質問です。空港で飛行機に搭乗する時を考えてみて下さい。そこでもし、「杖をついている年配者」、「足腰の悪い人」、「空港から遠方に住んでいる人」、「会社の社長等のお偉いさん」、「その航空会社の年間50回利用している常連客」だったら搭乗時間に遅れてもよいというルールはあるでしょうか？　当たり前ですが、そんなルールは全くありません。遅れれば他の方に迷惑がかかるからです。

当院でも全く同じで、上記の様な人達に対する忖度（そんたく）や特別扱いは一切行っておりません。特に午前最初や午後最初の患者さんが大幅に遅刻してしまうと、その後の患者さん達を全てお待たせしてしまう結果になってしまいます。1人の人間のだらしなさによって、他のしっかりと時間を守っている人が迷惑を被るというのは、院管理者として絶対許してはいけない行為だと思います。

遅刻は厳禁

また施術開始時間がずれ込んでばかりいると、「あそこの院って、予約時間に行っても時間通り施術してもらえないんだよね。だから5分10分遅れていっても良いんじゃね？」という人が続出してしまうことは何としても避けなければなりません。医療って、大学病院の「3時間待ち3分治療」や花粉症時期の耳鼻科のド混み状態に様に、待って当たり前という空気があります。

しかし当院は完全予約制を謳っているわけですから、重症患者さんや赤ちゃん連れ育児ママが来院して大変な状態もありますが、5分以上待たせたら「負け」と考えています。その為には私の努力も必要ですが、皆様に時間に余裕を持って来院して頂く事が必要不可欠なのです。

２　電話が長い人はNG

電話が長い特に60歳以降に方に多いのですが、電話をしてきて自分の症状についていきなりマシンガンの様に話始める人がいますが、これも御遠慮頂きたいです。なぜなら当院は私1人で運営しているので、施術中の電話は一旦施術を中断して出なければならないからです。60歳以降の方はメールよりも電話と思っている人も多いですが、「人の時間に土足でいきなり入り込む」のは現代では嫌われる行為なので、自重した方が良いと思います。また、こうした自分の症状や通院履歴について色々語ってくる人って、「私の身体を電話で無料で診断してくれ。治りそうだったら、そっちに行ってやるよ」という意図が透けて見えるからです。

そもそも一般的に医療では患者さんの症状原因を見極めるために、「視診」「問診」「触診」を行います。電話だけで症状が当院で改善するかどうかを判断するって、視診や触診なしで見極めろと言ってるようなもので、まず不可能ですしあくまで一般論的な事しか言えません。「電話でお手軽にすまそう」というセコい根性を持っている人とは私は関わりたくありませんし、実際にお会いして患部を見てみないとハッキリしたことは何も言えないと明言しておきます。

あと電話で勘弁して欲しいのが、施術料金や当院の場所といった基本的な事をひたすら聞いてくる人です。これについてはHPに詳しく記載しているので、それを確認して頂きたいです。例えば受験生で東大に本気で合格したい人がいたとします。その人が、「東大って場所はどこにあるんですか？」「入試日はいつですか？」「試験科目は何科目ですか？」という質問を他の人にしていたらちょっとおかしいですよね。それと同じで基本的なことは自分でます調べるというのが礼儀ではないでしょうか？　「一事が万事」という言葉がありますが、こういうことを疎かにする人間に良い結果が訪れるとは到底思えません。

３　メールの返信が遅い人はNG

メールの返信ネット予約時に当院ではメールシステムを使用していますが、返信が遅い人がいます。文章は「〇〇様、御予約の件ですが、□月△日ですと、１６：３０か１９：００に空きがございますが如何ですか？」というものです。このメールに返信するのに、どの位の時間がかかるでしょうか？　ぜいぜい1分位でしょう。なのに当院からのメールに対して8時間や24時間くらいずっと放置していて、ようやく返信してくる人がいます。