大田区西馬込で多くの喜びの声で評判のある地域No.1の整体です

こんにちは！夏に向かって少しずつ暑くなる日が続いています。
こういう時期になると女性はミニスカートをはく方が増えているようですね。
私の大好きな時期が到来といった感じですが（笑）、この時期になると「先生、Ｏ脚って治りませんか？」という質問を多々受けます。
確かにＫＡＲＡや少女時代のように脚を綺麗に見せたいという女心はわからなくもないのですが、爆弾発言をしてしまいます。

「Ｏ脚は９９％治りません！」

当院のＨＰには偏頭痛や五十肩、坐骨神経痛など様々な症状のページがあるのに、一般的な整体院で施術しているＯ脚のページがないのが不思議に思った方も少なくないかもしれませんね。
では何故Ｏ脚は治らないのでしょうか？
実はＯ脚になるか、ならないかというのは股関節の２か所の角度によって決まってしまうのです（この２か所の部分は写真の股関節を前側から見たものと、上側から見たものの指で示している部分）決して日常の生活習慣であったり、脚を組む癖があるのでＯ脚になるわけではありません。
この股関節の２か所の角度については何時決まるかというと、赤ちゃんの時にほぼ決まってしまいます。
ハイハイをしている赤ちゃんが立って歩けるようになるのは世界平均で１歳３か月ぐらいです。
しかし日本人はどういうわけか、ハイハイをいつまでもしてるのは「甘やかしている」「ヘタレ」と思う人が多く、生後９～１０か月ぐらいで歩かせてしまうことが多々あります。
平均より早く歩くことによって「この子は偉い！」や「きっと逞しい子に育つ」と両親がドヤ顔で言ったりするのですが、実はハイハイをあまりせずに早く歩かせてしまう事が、大人になってからの股関節の障害やＯ脚になってしまう最大の原因なのです。
Ｏ脚は９９％治らないと書きましたが、整体院のＨＰで施術前と後の写真を載せて、
「施術効果があるじゃないか！　治らないのはお前の施術が下手だからだろ」
という反論が来そうですね。
確かに私もＯ脚治療の勉強会に参加したことがあります。
そこでわかったのですが、骨盤や股関節、膝関節を矯正すると、その反射で脚の筋肉が緩むために膝と膝とがくっついて一時的にＯ脚が治ったように見えるのです。
しかしそれは５～１０分ぐらいしか持続しません。施術後に喜んでお金を払っても、駅まで歩いているうちに残念ながら元に戻ってしまいます。
さらに言うとカイロプラクティックで頭痛や腰痛が治るということは医学的に証明されていて、きちんとした研究論文が存在するのですが、カイロプラクティックや整体でＯ脚を治したことを証明する研究論文を日本整形外科学会などに発表した人は、実は日本に一人も居ないのです。
つまりＯ脚が整体で治るという確かなデーターが存在しないため、仮にＯ脚の患者さんに施術を行った後に、患者さんが「全然治らない」や「施術後に痛くなって歩けなくなった」と理由でその治療院を訴えた場合、治療院側は裁判で１００％負けることになります。
以上のような理由から当院ではＯ脚矯正は行っていないのです。
９９％治らないと書いたのは世界のどこかで超優秀な整体師がＯ脚を治せるかもしれないし、人間の身体はまだ分からないことが沢山あるので１％の可能性はあるという意味で書きましたが、現在の医療ではほぼ不可能だと私は思います。
Ｏ脚になるかどうかは赤ちゃんの時に決まると書きましたが、以前１歳８か月くらいの子供が他の子と比べてＯ脚なのが気になり相談に来られた方がいらっしゃいます。
子供の場合、脚の形は年齢と共に変化するので、Ｏ脚が必ずしも病的な状態とはいえません。赤ちゃんはＯ脚が普通で、歩行が始まる１～１歳半ごろにＯ脚がいっそう目立つようになります。
幼児が歩き始めるとＯ脚は少しずつ自然に矯正され、２歳ごろにはほぼ真っ直ぐな脚となります。３～５歳ごろには逆にＸ脚となり、６歳ごろまでには大人の正常な脚の形に戻ります。
子供のほとんどのＯ脚は成長とともに自然に矯正されていきます。
「Ｏ脚は治らない」と言うとガッカリする人もいるかもしれませんが、顔の形が一人ひとり違うように脚の形も一人ひとり違っていて当然です。
モデルさんでもＯ脚の人はいますし、少しぐらい膝と膝の隙間が開いていたって良いじゃないですか。
もし脚をより綺麗に見せたいというのなら、お金をかけずにできる一番良い方法は良く歩いて階段を沢山登って脚の筋肉を引き締めることです。
筋肉がついてくると（脚が太くなることはありません）脚が綺麗に見えるだけでなく、冷え症やむくみの改善にもつながります。
あとスタンフォード大学の研究で「階段を１段登ると、４秒寿命が延びる」というのがあります。
美脚のためにも長寿のためにもエスカレーターやエレベーターにオサラバして是非とも階段を使いましょう！