手首の痛み（腱鞘炎）

整形外科で、
「手首の痛みは使い過ぎによるものだから仕方ないよ」と
言われた方に朗報です。
痛みを根本改善させる当院の整体とは？

来院目安

手首を曲げ伸ばしして痛みが出る場合。
ペットボトルのキャップを開ける時など、
捻る動作で痛みが出る時。
育児ママで、赤ちゃんを抱っこし続けて痛みが増してきた。
指先が痺れたり、冷たくなってきた時。

治療回数

その方の手首を使う頻度にもよりますが、5～6回位を見て下さい。

主な原因

手首の痛みと言えば代表的なのは腱鞘炎、そして手根管症候群が挙げられます。
手根管症候群とは手関節を構成する骨に歪みが生じて手首内のトンネルが狭くなり、そこで正中神経が圧迫されることになります。そうなると指先への神経の流れが悪くなり、指先への痺れや冷えの原因に繋がるのです。
これは妊娠や更年期障害といったホルモンバランスの変化によって、水分の蓄積によって手首内のトンネルが狭くなって症状が起きるケースもあります。
また腱鞘炎とは手首の骨のバランスの崩れと合わせて、使い過ぎによって腱に炎症が起こることを言います。

正常な手根管

整体

一番の原因は手根骨のズレですので、ここのバランス調整を行います。
手根骨は粒々の形をしていますが、当院のアクチベーターはシャチハタと同じぐらいの大きさなので、ズレが生じている方向を見定めてピンポイントで調整を行います（痛みは全くありません）。
更に手首の使い過ぎによって、肘から手首にかけての筋肉が疲労して硬くなっているケースも多いので、筋肉に対してのケアも行い短期間での痛みの改善を目指します。

手首の処置は他院ですと電気を当ててテーピングをして終了というところや、手根骨の細かなズレを感知出来ずにアバウトな調整しか出来ないなど、結構いい加減な治療院も散見されます。

当院では痛みの原因にしっかりフォーカスして、本質的な施術を提供致します。また手首の痛みといっても手首だけでなく、肘や肩関節、鎖骨のバランスが崩れていることも多いです。

患部だけに囚われる「木を見て森を見ず」ではなく、「木を見て森も見る」ことが症状改善には不可欠なのです。

TFCC損傷

TFCC

TFCC（三角繊維軟骨複合体）損傷

手首の小指側にある靭帯のグループと軟骨を合わせてTFCCと言いますが、プロゴルファーや料理人など手首を酷使する方でTFCCを痛める方が多いです。TFCCの機能は手首の外側の衝撃を吸収することでありますが、手首を水平に小指側に曲げた時にこの部分に痛みが出た場合は損傷している可能性があります（病院にてMRIで確定診断）。痛みが酷い場合には手術が検討されますが、整体で改善したケースも結構あります。やはり手根骨のバランスを整えることにより、患部への負担を減らすことが大切であると考えます。

ばね指

ばね指とは、指の曲げ伸ばしをした時にカックンとなってスムーズな動作が出来ないことです。これも手指の使い過ぎによって起きるものですが、ばね指は指の腱の問題なので整体での改善は難しいです。主に手術適応になりますが、最近の内視鏡治療は傷口が3ミリ程度と手首への負担が少ない手法も出てきています。当院では整体で改善するもの、難しいものの線引きをかなり明確にしています。
「適切な場所で適切な医療を受けて頂く」のが当院のポリシーです。

ばね指の内視鏡治療

注意

手首の痛みについて、「手首を曲げると痛い」のと「痛くて手首を曲げられない」とは似て非なるものです。特に転倒して手首を強く着いた後に「痛くて手首を曲げられない」となった場合、骨折の可能性があります。痛みが出て手首が腫れてきた場合など、その可能性が高まりますので直ぐに整形外科を受診するようにして下さい。
また転倒して手首を強く着いた時に手首の親指側が痛くなった場合も要注意です。手首の親指側は血流が悪いため、そこを骨折して放置していると骨が壊死を起こす場合があります。これも腱鞘炎と間違えやすいケースですので気を付けて下さい。親指を大きく開く動作をして痛みが走ったら、即整形外科です。