足関節捻挫

接骨院や整形外科で包帯を巻いてもらうだけでは、
痛みは取れても再発する可能性大です。
なぜ当院では足関節捻挫を根本から改善させられるのか？

来院目安

足首を捻って痛みと腫れ（青紫の内出血）が生じた場合
痛めた足側を軸にして片脚立ちした時に痛みが生じる
昔、捻挫した足首を長年治さず放置していて、長時間
歩いた時や冬場に疼いて痛い

治療回数

捻挫の酷さや、それを放置しておいた
年数にもよりますが、５～7回で改善してきます。

原因

３つの足関節外側靭帯足首を捻った時に足の骨を支えている靭帯が損傷して腫れを起こし、足首の骨のバランスの崩れが生じます。靭帯はホチキスの針の様に足の骨と骨同士を繋いでいるのですが、僅かな柔軟性があるのです。
しかし捻挫をした時に伸ばされて傷がつき瘢痕化（かさぶたができたような状態）すると、骨の支持能力が低下してしまうのです。さらにこのバランスの崩れた足関節を放置しておくと、再び外力がかかった時に捻挫を繰り返し起こしやすくなるのです。

整体

腫れが酷い場合にはアイシングをすることが第一です。
そのあとバランスの崩れた足関節の修正を行っていきます。足関節は様々な骨が合わさって成り立っていますが、この足の骨一つ一つの微細な歪みが痛みの原因につながっているのです。当院ではこの微細な骨の歪んでいる方向を正しく検査して、アクティべーター治療器で痛みを感じることなく確実に修正していきます。これにより痛みの改善だけでなく、骨を支えている靭帯繊維の走行を正しい位置に戻すことが出来るため、再びバランスが崩れることを防ぐことが出来、かつ動かした時の引っ掛かり感を解消することができるのです。更に足首の動きに関係する筋肉が硬くなったり、伸筋支帯と呼ばれる足首を支えるバンドが癒着することにより、足首を動かした時の痛みにつながることが多いです。なのでこれらをしっかりほぐしたり、ストレッチすることも必要不可欠です。

誤解

足関節捻挫で接骨院や整形外科に行くと、包帯で足首をグルグル巻きにされるケースが多いですが、いつまでも包帯に頼っていると足首を支える組織の癒着が生じて回復が遅れる傾向があります。包帯は重症の時のみ3日間ぐらいがベストで、それ以降はテーピングで固定した方が早く回復することが多いです。実際接骨院や整形外科では包帯、アイシング、電気、患部のマッサージといった治療がメインで、これだとある程度は痛みが取れるのですが、回復に時間がかかることと根本原因を修復していない為に再発する可能性が高くなります。学生時代にスポーツで足首を捻挫して、社会人になってからもまだ時々痛むことがあるというのはまさにこのケースが多く、足関節の骨の歪みを治してもらっていないのです。確かに整骨院（接骨院）や整形外科は足関節捻挫の場合は保険が効くので、安価で診て貰えるという利点はあるかと思いますが、きちんと見立てが出来る整体やカイロプラクティックで根本から治してもらうということにも一考の余地があると思います。

リハビリ

足首を動かす為の筋肉をトレーニングするためのリハビリを御紹介します。
このリハビリですが、必ず整体を何回か受けて痛みが軽減し、足関節のバランスがある程度安定した状態で行って下さい。これは整体を受けたあと、さらに足首を安定させるためのリハビリで、再受傷を防ぐためのものです。特にアスリートの方や捻挫が癖になっている方は必ず念入りに行うようにして下さい。
1つはセラバンド（青いチューブのようなもの）を足先に巻き付けます。それから手でセラバンドを自分の方に引っ張り抵抗をかけながら、足先を自分から遠ざけるように足首を伸ばします。それが出来たらセラバンドの巻き方を変えて足先を伸ばした状態から、手前に曲げるように足首を動かします。この時もセラバンドの抵抗を感じながら動かすことによって筋肉のトレーニングになります。これを各30回ずつ行います。

2つ目はバランスディスクによるエクササイズです。
まず両足で乗ります（1分間）。
それが出来たら片足で乗ります。必ず痛めた側の足を軸足にして下さい（1分間）。
それに慣れてきたら片足で乗り、反対側の足で空中にアルファベットのABC…Zまでの文字を足先で書いて下さい。最初はグラグラして大変かと思いますが、慣れてくることがトレーニングになります。このバランスディスクにより足の筋肉の強化だけでなく、足関節の圧力や運動に関するセンサーのトレーニングにもなります。