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医メール(医療・健康に関するコラムです。)

常識を疑え!

常識を疑え!

こんにちは。日常診療していると、当院に来院するまで誤った常識や医学知識に振り回されていて、なかなか症状が改善しなかったという方が多く見受けられます。
アインシュタインは「常識とは、18歳までに身に付けた偏見のコレクションである」と言っていますが、今回は世間で言われている健康や医学の常識の間違いをトコトンぶった斬っていきたいと思います。

Q1:腹筋、背筋運動や腰痛体操をすると腰痛は改善する?

Q2:寒いと風邪をひきやすくなる?

Q3:首の骨をボキバキ鳴らすと、首肩こりが解消する?

Q4:冷湿布をしていると患部が冷える?

Q5:花粉の飛散量が多いと花粉症の症状が酷くなる?

Q6:私たちは脳の数%しか使っていない?

Q7:暗いところで本を読むと目が悪くなる?

Q8:膝に溜まった水を抜くと治りが早くなる?

Q9:年を取ると筋肉痛が遅く出る?

Q10:お酒を飲むと眠りやすくなる?

Q11:年を取ると記憶力が衰える?

Q12:生命保険、医療保険等、各種保険に入っていれば万が一の時安心だ?

 

なんと、全ての答えは×です。

A1:無理に腹筋、背筋をすると腰の筋肉が疲労して痛みの原因になりますし、腹筋や背筋を鍛えて腰痛が治るのでしたら、アスリートやプロスポーツ選手は絶対腰痛にならないはずです。あと腰痛体操も基本的には腰痛になっていない人が予防の為にやるもので、腰痛になった人がやるものではありません。TVの健康番組で紹介された体操をやったら、より腰痛が悪化したという方が多く見受けられます。

A2:「こんなに寒いと風邪をひいちゃう〜!」一見もっともらしいセリフですが、そうなると北海道や東北の人はずっと風邪をひいているという理論が成り立ってしまいます。風邪をひく原因は「身体が気温差に対応できないから」です。自律神経は免疫力に深く関係しています。暖かい室内と寒い野外を行き来することにより自律神経のバランスが乱れて、免疫力の調整が上手くいかずに風邪をひきやすくなります。

A3:首をひねってボキッと鳴らすと、その場はラクになったように感じます。しかし実際は首の骨が変な方向に歪んだり、靭帯を痛めたりすることが多々あります。さらにそれを繰り返していると首の骨の安定性がなくなってきて関節がグラグラになり、それを支えるために首肩の筋肉に負担がかかり、コリが倍増してしまうというしっぺ返しを受けます。

常識を疑え!A4:冷湿布のヒヤッとするのはハッカ成分によるもので、患部を冷やす効果は全くありません。鎮痛効果のみです。痛いところを温めることは治癒を阻害することが多いですが、冷湿布といえども時間と共に体温によって温まってしまいます。冷湿布は急に痛くなったところに貼るのが有効で、効果は3〜4時間ほどです。

A5:花粉症の原因は「花粉+車の排気ガス」を吸い込むことによりアレルギー反応を引き起こすという説が有力です。花粉症が流行り始めたのは1970年ころからですが、もし花粉が多いと花粉症になりやいのなら、今より自然が多かった江戸時代、いやもっと昔の縄文時代から花粉症に悩まされる人はもっと多かったという理論が成り立ってしまいます。

A6:「アインシュタインがそう言った」という説まであるが、脳の画像診断や代謝の研究などから、私たちは脳のかなりの部分を使っていることがわかります。例えば脳梗塞などで、脳の一部分のほんの僅かな部分がやられただけで、手足の痺れや、記憶障害、激しい頭痛などが起こったりすることからも明らかですね。

A7:焦点が合わせにくく、一時的な目の疲れなどにつながる可能性はあるが、長期的な影響はないということで大多数の眼科医の意見は一致しています。それより最近はスマホやタブレット、パソコンなどから出るブルーライトが目に良くないと言われています。このブルーライトは睡眠誘発物質の分泌を阻害してなかなか寝付きにくくなったり、網膜に負担をかけて目の疲れや痛みといったダメージを与えます。特に就寝2時間前にはスマホやPCはオフにしましょう。「街の明かりが全部消えたら停電♪」

A8:膝に溜まった水を抜くと一時的には楽になりますが、負担も大きくなります。膝の水は膝の疾患を治すための栄養液で潤滑油でもあるのです。最近の良心的な病院では膝の水を抜くことは勧めません。そもそも何故膝に水が溜まるのかと言うと、膝関節の歪みがあり、そこに負担がかかって炎症が起こるための身体の防衛反応なのです。仮に家が火事になって、集まってくる消防車を全て追い払ったら…結果は火を見るより明らかですね。

常識を疑え!A9:年齢と筋肉痛に相関関係は全くありません。恐らく若者は部活などで強度の大きい運動を行うことにより、筋肉の損傷が大きいため直ぐに筋肉痛が起こるものと思われます。しかし中高年は身体を動かす機会も少なく、たまにさほど強度が大きくない運動した時(例えば町内の運動会や大掃除、週末のハイキングなど)の筋肉の損傷はそれほど大きくありません。それなので痛みとして自覚できる筋肉痛が出るまでに少し時間がかかるものと推察します。つまり年齢に関係なく強度が大きく、量の多い運動をすれば筋肉の程度も大きくなり、その分「痛み始め」も実感しやすくなるわけです。

A10:アルコールには高くなった体温を下げる働きがあるので、飲んだ直後にかなり眠くなります。しかしアルコールは摂取して3時間ほどたつとアルデヒドという毒に変わります。このアルデヒドは交感神経を刺激して心拍数や体温を上げます。寝酒をするとものすごく寝つきが良い代わりに、すぐに目覚めてしまうのはアルデヒドが交感神経を刺激してしまい、夜はOFFになっていてほしい身体がONなってしまうからなのです。

A11:オランダにて115歳で亡くなった女性の脳を解剖したところ、脳のいずれの機能も若い頃と変わらない事がわかりました。度忘れの頻度は大人と子供では一定だったという実験もあります。現に50歳前後で約5000人の顔と名前を記憶しているホテルのドアマンや、世界記憶力選手権で3位になった人もいます。年を取って記憶力が落ちたと思うのは、好奇心や意欲が低下しているせいだと言えそうです。例えばAKB48にあまり興味がない人だと、メンバーの名前を知っているのはせいぜい1〜2人だったりしますが、熱狂的なファンだとほぼ全員の顔と名前、そして出身地や趣味などを完璧に覚えていたりするのと同じです。

A12:日本人は世界一保険が好きな国民で、「もし万が一の事があったら…」という言葉に弱いですが、加入者が「いざという時」になっても、この業界ではちゃんと保険金が支払われるという保証はありません。例えば医療保険では、脳卒中で倒れても、医師の診断後60日以上言語障害などの後遺症が続いていなければ保険金は支払われない―など「不払い条項」のオンパレードになっていたりします。虫メガネで、細かい文字で記された契約条項を、つぶさにチェックしてから加入しないと、「いざという時」でさえ、まともな給付が受けられなくなるわけです。保険会社にとって、加入者への保険金の支払いは「損失」です。だからこそトップの保険セールスマンは数千万円の年収があることを知っていなくてはなりません。

 

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